アライグマが家にいるサイン7つ!見逃し厳禁な痕跡と正しい初動対応

深夜に天井裏で重い物音がする。庭のプランターや生ゴミが荒らされている。それでも動物の姿は見ていない。アライグマかもしれないと思いながら、どの段階で誰に相談すればいいのか分からず、様子を見続けていませんか。

結論からお伝えすると、屋外の足跡や食害だけであれば家の周りを通っただけの可能性も十分にあり、連夜続く屋根裏の足音、屋内のフンや尿の臭い、天井のシミといった屋内の痕跡が重なるほど、侵入や定着の可能性が高まります。そして、一つの痕跡だけでアライグマと断定することはできません。足跡・発生場所・時間帯・カメラ映像といった複数の証拠を組み合わせて読む必要があります。この記事では、7つのサインを「どこまでを示す証拠か」で段階分けし、他の害獣との見分け方、痕跡の鮮度と分布から侵入段階を推定する方法、公的資料に基づく初動対応までを順に整理します。

今夜から守っていただきたいことは二つ、フンや動物に触れないことと侵入口をすぐには塞がないことです。農林水産省の「野生鳥獣被害防止マニュアル【中型獣類編】」(令和6年3月)も、侵入場所が確認できて塞ぐ作業に移る際は「中に居ないことを確認することを忘れてはいけない」としています。

本記事に記載した足跡の寸法・繁殖時期・行動特性は、公的機関が公開している資料を優先して掲載しています。同マニュアルも、痕跡は時期や食べ物によって色や形状が変わるため、すべての条件に当てはまるものではないと注意を添えています。アライグマは外来生物法の特定外来生物であると同時に鳥獣保護管理法の狩猟鳥獣でもあり、許可や登録のない捕獲、生きた個体の保管・運搬・放出は原則として禁止されています。自治体の支援内容は地域によって異なるため、お住まいの自治体の窓口が確認先です。法令・制度に関する記述は2026年9月時点で公式資料により確認したものです。

編集部にも、庭のプランターが毎朝のように掘り返され、「アライグマに住みつかれた」と思い込んで業者に電話をかけかけた経験があります。ところが屋根裏の音は一度もしておらず、センサーカメラを置いてみると、映っていたのはタヌキとネコでした。屋外の被害だけを見て、家の中の話にしてしまっていたわけです。逆に、天井裏の音を「たぶんネズミだろう」と半月ほど放置した家では、点検口を開けた業者が断熱材の上に広がった尿の跡を見つけています。屋外のサインと屋内のサインは、証拠としての重さがまったく違う。この二つの経験で、それが身に染みました。同じ状態でこのページを開いている方に向けて、まず「どこまでを示す証拠か」の整理から始めます。

この記事の編集者

ケモノシル編集部

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ケモノシルは、獣害対策と狩猟に特化した専門メディアです。家屋への動物の侵入、農作物の被害、野生鳥獣に関する法令や自治体の制度、狩猟の基礎知識などを発信しています。編集部では、環境省・農研機構・自治体などの公的機関が公開する資料を確認しながら、獣害に悩む方に情報をわかりやすくお届けします。

まずは、7つのサインがそれぞれ「どこまでを示す証拠か」を次の表で確認してください。行の番号は記事本文の見出しと対応しています。

サイン見つかりやすい場所分かること単独で断定できるか次に確認すること
①連夜の重い足音・引っかき音天井裏、壁の中、屋根の上屋内侵入・定着を疑う段階できない(建物構造で聞こえ方が変わり、猫などとも重なる)音がした時刻と部屋を書き留める
②屋内のフン・尿と強い臭い天井裏、軒下、物置その空間が利用されている可能性できない(まとまったフンはむしろ他種を疑う材料)触れずに位置と量を写真で記録する
③天井のシミ・悪臭・断熱材の乱れ天井、押し入れ上部、点検口周り屋内被害が進行している可能性できない(雨漏りや他の動物でも起こる)日付が分かる形でシミを撮影する
④春〜初夏の複数の高い鳴き声天井裏、壁の中子育て中である可能性できない(鳴き方は個体差が大きい)時刻を記録し、封鎖は行わない
⑤5本指の細長い足跡泥地、雨上がりの地面、室外機付近敷地への来訪できない(アナグマなども5本指)定規を添えて真上から撮影する
⑥雨どい・柱の爪痕やこすれ跡雨どい、柱、外壁、塀来訪と登り口の手がかりできない(他の動物でも残る)地上から高さと向きを撮影する
⑦生ゴミ・家庭菜園の荒らされ方ゴミ置き場、庭、プランター敷地への来訪できない(カラス・ネコ・タヌキでも起こる)誘引物を片付けて翌朝再確認する

屋内の4つと屋外の3つでは証拠としての重さが違います。屋内から順に見ていきます。

目次

アライグマが家の中にいる可能性を示す4つのサイン

アライグマが家の中にいる可能性を示す4つのサイン

まず、屋内で確認できる4つのサインから見ていきます。これらは屋外のサインと違い、家屋への侵入や定着を疑う根拠になり得るものです。

連夜続く重い足音と引っかき音は侵入・定着を疑う

屋根裏の物音は、屋内サインの中で最も早く気づかれるものです。東京都環境局「アライグマ・ハクビシンについて」によれば、アライグマもハクビシンも夜行性で、昼間は樹上のうろや納屋・家屋・寺社仏閣の屋根裏などで休息しています。日中は静かで夜だけ音がするなら、野生動物の出入りを考えます。

ただし、音の重さだけで種類は決められません。天井材の厚みや聞く位置で聞こえ方は大きく変わり、屋根に上った猫の足音が天井裏の音のように感じられることもあります。判断材料になるのは音そのものより、「いつ・どこで・何日続いたか」という記録です。音の種類や時間帯からネズミ・コウモリ・鳥まで含めて候補を整理する手順は天井裏から足音がする動物の見分け方で扱っています。

  • 時刻:聞こえ始めと終わりの時間を控える
  • 位置:どの部屋の天井付近かを間取り図に印す
  • 音の種類:走る、引っかく、転がるなど言葉で残す
  • 連続性:単発か、同じ時間帯に数日続くかを分ける

天井を強く叩く、点検口から屋根裏へ入る、動物を追い詰めるといった行為は避けてください。驚いた動物は咬んだり引っかいたりしますし、屋根裏は転落や踏み抜きの危険があります。

編集部でも、最初の数日は「毎晩うるさい」という印象しか残っていませんでした。枕元にメモを置いて時刻を書き始めてから、音が出るのはほぼ日没後の1時間と明け方の30分に集中していること、雨の日は静かなことに気づきました。この「時間帯の偏り」を伝えただけで、電話口の業者の反応が変わったのを覚えています。印象ではなく記録が、相談を前に進めます。

次に確認すること:今夜は枕元にメモを置き、音がした時刻と部屋を書き留めてください。

フン・尿と強い臭いは屋内利用の可能性を示す

天井裏や軒下、物置でフンや尿の跡が見つかった場合、その空間が排泄に使われていることを意味します。屋内で確認されたという事実そのものが、来訪ではなく利用を示すサインです。

ここで注意したいのが、まとまって山になった「ためフン」の扱いです。ためフンは、むしろタヌキやアナグマ、ハクビシンを疑う材料になります。農林水産省のマニュアルは、タヌキのため糞が生活エリアの境界に作られるものであること、ハクビシンがねぐら内で排泄するため糞尿が堆積し天井板が落ちる被害に発展した事例があることを記載する一方で、アライグマについてはため糞の記載がありません。同マニュアルの「獣種の見分け方」フローチャートでも、ため糞はタヌキ・アナグマ側に振られています。民間の情報にはアライグマのため糞を紹介するものもありますが、公的資料に沿うなら、フンの集積はアライグマ以外の可能性を上げる材料として読むほうが安全です。

また同マニュアルは、糞は時期や食べ物によって色や形状が変わると明記しています。内容物に骨や種子が混じっていても、それだけで種は決まりません。フンは「誰がいるか」より「その場所が使われているか」を教えてくれる痕跡だと考えてください。庭や敷地内で見つけたフンについては、猫・犬・タヌキも候補に入れた7種の比較と、素手で触れずに処理する手順を家の庭にあるフンを見分けるポイントと安全な処理方法で解説しています。

放置すればアンモニア臭、ハエやダニの増加、天井材や断熱材の汚損につながります。

編集部でも、物置の隅にたまっていた乾いたフンを、マスクだけ着けてほうきで掃き寄せようとしたことがあります。一掃きで細かい粉が思った以上に舞い上がり、慌てて手を止めました。以来、屋内のフンは自分では動かさず、位置と量を離れた場所から撮るだけにして、撤去は業者に任せています。「少しだけなら」と手を出したくなる量ほど、乾いていて舞いやすい。ここは割り切ってください。

  • 素手厳禁:直接触れず、子どもやペットも近づけない
  • 掃除機は使わない:乾いたフンを舞い上げる恐れがある
  • ほうきで掃かない:粉じん化させると吸い込みやすい
  • 記録優先:まず写真を撮り、撤去は専門業者に任せる

健康面については、アライグマ回虫などの寄生虫が含まれる可能性があるという表現が正確です。同マニュアルは糞尿の処理時に寄生虫の虫卵等が付着している可能性を指摘し、手袋の着用と肌を露出しない服装を求め、マダニが媒介する感染症にも注意を促しています。国内の人への感染状況は公開資料の情報が古いものも多いため本記事では断定しませんが、素手で扱わない理由としては十分です。

次に確認すること:フンの位置と広がりを、離れた場所から写真に収めてください。

天井のシミ・悪臭・断熱材の乱れは被害進行を疑う

天井の茶色いシミや、部屋にこもる獣臭は、屋内の状況が進行しているサインです。ただしシミはアライグマ固有のものではなく、雨漏りや配管の結露、他の動物の尿でも同じように現れます。

興味深いのは、シミの出方にも差が報告されている点です。農林水産省のマニュアルは家屋被害の獣種特定について、糞尿のシミが壁に沿って現れる場合をアライグマ、ポツンと現れる場合をハクビシンの例として示しています。決定的な証拠ではありませんが、写真を撮る際は「シミの形と位置関係」まで残しておくと、後の判断材料が一つ増えます。

フン尿が続くと、汚れは天井材の表面にとどまりません。断熱材が尿を吸い、その下の木部まで湿った状態が続くことがあります。東京都環境局も、糞尿による天井裏の汚損を大きな問題として挙げています。

  • シミの形:壁に沿って伸びるか、点状に出ているか
  • 拡大速度:同じ角度で数日おきに撮影して比べる
  • 臭いの強さ:どの部屋で、いつ強く感じるかを控える
  • 音との位置関係:足音のした場所とシミの位置を照合する

次に確認すること:シミの端に日付入りのメモを置いて撮影し、比較用の基準を作ってください。

春から初夏の複数の高い鳴き声は子育て中の可能性がある

天井裏から細く高い鳴き声が複数聞こえる場合、子育て中である可能性が出てきます。農林水産省のマニュアルによれば、アライグマの繁殖期は春季で4月中旬が出産のピーク、産仔数は1〜7頭、子が野外活動を始めるのは6月上旬とされています。一方、東京都環境局は夏以降の繁殖も確認されているとしており、季節だけで断定できず、季節外だから違うとも言い切れません。

鳴き声の擬音は個体差や建材の影響が大きく、決め手になりません。声が複数か、物音が連日続くか、日没後に成獣らしい出入りがあるか、を組み合わせて判断します。

この段階で最も避けたいのが、侵入口と思われる穴を塞ぐことです。中に子が残ったまま塞げば親子が分断され、屋内で衰弱した個体が死ぬことで悪臭や害虫の発生につながります。親が別の場所をこじ開けて戻ろうとし、被害箇所が増えることもあります。

次に確認すること:室内から数十秒録音し、日時と部屋名を添えて保存してください。屋根裏へは入らないでください。

ここまでの4つを踏まえた緊急度の目安です。段階を確定させるものではなく、複数の行に当てはまる場合は下の段階に寄せて考えてください。

緊急度状況の目安取るべき行動
経過観察しながら記録屋内の音が単発、屋外の古い痕跡のみ音の時刻・場所の記録、外周の目視確認
自治体へ相談屋内サインが複数、または数日以上続いている記録を整理して自治体窓口へ相談
早めに専門業者へ相談屋内のフン尿・天井のシミ・子育ての疑いが重なる現地調査を依頼する
ケモノシル編集部

今夜やることは一つだけです。枕元にメモを置いて、音がした時刻と部屋を書く。それだけで明日の判断材料が一つ増えます。

アライグマが家の周辺に来ている可能性を示す屋外の3つのサイン

アライグマが家の周辺に来ている可能性を示す屋外の3つのサイン

ここからは敷地内で見つかる3つのサインです。屋外のサインが示すのは「敷地に来ている」ことまでで、屋根裏への侵入を直接証明するものではありません。

屋内サインが当てはまらず庭先の痕跡だけなら、まだ来訪の段階にとどまっている可能性があります。「どこから来て、どこへ登ろうとしているか」を読むつもりで確認してください。

人の手形に似た5本指の足跡が有力な手がかりになる

足跡は、屋外サインの中では比較的判別材料として強いものです。農林水産省マニュアル(平成30年版)の「中型獣対策の基本」では、アライグマの足跡は指が長く5本がはっきり分かれ、人の手形に似た形になると説明されています。前足は幅と長さが近く、後足は縦に長くなる傾向があります。

同資料は前足を長さ5.5cm・幅6cm程度、後足を長さ6.5〜8cm・幅5〜6.5cm程度としていますが、出典により幅があり、地面の硬さや歩き方でも見え方は変わります。一律の数値で断定せず、目安として使ってください。

アライグマ・ハクビシン・タヌキの前足の足跡を並べて比較した模式図 アライグマは指が長い5本指で爪跡が条件により残る、ハクビシンは丸形の5本指で分厚い肉球があり爪跡が付きにくい、タヌキは4本指で犬に似る、という違いを示しています。 足跡の比較(前足・模式図) 寸法は農林水産省「野生鳥獣被害防止マニュアル(中型獣類編)平成30年版」の記載による目安です。 アライグマ 指が長い5本指/人の手形に似る 爪跡は条件により残る 前足 約 長さ5.5×幅6cm ハクビシン 丸形の5本指と分厚い肉球 爪が小さく跡が付きにくい 前足 約 長さ5×幅4.5cm タヌキ 4本指で犬に似る 指の本数で見分けやすい 前足 約 長さ4×幅3cm
アライグマ・ハクビシン・タヌキの足跡の違い(前足・模式図)
  • アライグマ 指が長い5本指。爪跡は滑りやすい場所などで残り、なくても否定材料にはならない
  • ハクビシン 丸形の5本指に分厚い肉球。爪が小さく跡が付きにくい
  • タヌキ 4本指で犬に似る。指の本数だけで絞り込める

判別の起点になるのは「指の本数」と「指の長さ」です。アナグマも5本指ですが指が短く、長く鋭いかぎ爪を持つ点でアライグマと異なります。

編集部でも、雨上がりの花壇でそれらしい足跡を見つけ、うれしくなって接写だけを何枚も撮ったことがあります。後で見返すと大きさの分かるものが何も写っておらず、5cmなのか3cmなのか判断できませんでした。翌朝、同じ場所に硬貨を置いて撮り直したところ、指の長さがはっきり分かり、初めて「アライグマの可能性が高い」と言える写真になりました。接写は定規か硬貨を添えて、それから引きを一枚。この順番だけは崩さないでください。

次に確認すること:見つけた足跡の横に定規や硬貨を置き、真上から一枚、周囲が分かる引きの写真を一枚撮ってください。

雨どい・柱の爪痕やこすれ跡から侵入動線を探る

アライグマは木登りを得意とし、手のように使える前肢を巧みに使って上下移動をこなします。ここで誤解されやすいのが爪痕です。令和6年版のマニュアルは、通常アライグマは爪を補完的に使うためささくれだった大きな痕跡は残らず、滑りやすい場所や後肢を一気に引き上げたい場合に爪へ依存すると説明しています。つまり爪痕は「あれば手がかりになるが、なくても否定材料にはならない」ものです。

一方ハクビシンは爪が小さく、分厚い肉球で挟むように登るため、雨どいのような滑らかな柱でも登れます。柱に残るのが爪痕か足跡かは、両種を分ける観察点です。

  • 高さ:傷の下端と上端がどこまで達しているか
  • 方向:連続する傷が一定方向に伸びているか
  • 行き先:軒下・換気口・屋根の隙間へ続いているか
  • 新旧:傷の内側が明るいか、汚れているか

確認は必ず地上からにしてください。屋根やはしごに登っても転落の危険があるだけで、侵入口を見つけてもその場でできることはありません。スマートフォンのズームで撮影してください。

次に確認すること:雨どい・柱・塀の三か所を地上から撮影し、屋根へ続く構造物を写し込んでください。

生ゴミや家庭菜園の荒らされ方は来訪の手がかりになる

荒らされ方だけでアライグマと断定することはできません。カラス、ネコ、タヌキ、ハクビシンでも似た被害は起こります。ただし食べ方には種による差が報告されており、農林水産省のマニュアルは、すいかに直径5〜6cmの穴を開け前肢でくりぬくように中身だけを食べる食べ方について、前肢を手のように使えるアライグマだけができると記載しています。

食害を確認したら、その日のうちに誘引物を片付けます。横浜市「野生動物による生活被害について」や東京都北区「アライグマ・ハクビシンの被害を防ぐために」でも、生ゴミやペットフードの屋外放置を避け、収穫しきれない果実を残さないことが基本の対策として挙げられています。

  • 生ゴミ:屋外に前夜から出さない
  • ペットフード:食べ残しを屋外に置かない
  • 落果:地面に落ちた実をその日のうちに拾う
  • 収穫前の果実:早めに収穫するか網をかける

「庭に来ている」と「家に住み着いている」はまったく別の状態です。後述のとおり、自治体の支援制度でも両者は扱いが分かれます。

次に確認すること:今日中に庭の誘引物を片付け、翌朝に同じ場所へ新しい荒らされ方がないかを見てください。

ケモノシル編集部

屋外の痕跡は「来た」証拠であって「住んでいる」証拠ではありません。ここを混同すると、慌てて穴を塞ぐ失敗につながります。

アライグマか他の害獣かは複数のサインで見分ける

屋内外のサインが集まってきたら、次は種の絞り込みです。まずは家屋で問題になりやすい7種を、同じ軸で並べて全体像をつかみましょう。

種足跡フン音の傾向痕跡が出やすい場所高所利用の傾向判別時の注意点
アライグマ5本指、指が長い。爪跡は条件により残る時期や食べ物で変化。ため糞の記載はないやや重く感じられることがある天井裏、雨どい、庭木登りが得意で柱にも登るアナグマも5本指で紛れやすい
ハクビシン丸形の5本指、爪が小さく跡が付きにくいねぐら内で排泄し堆積するアライグマと重なる天井裏、電線、雨どい肉球で挟むように登り電線も渡るアライグマと最も混同されやすい
タヌキ4本指で犬に似る、爪が目立つ生活エリアの境界にため糞地面側で聞こえやすい庭、畑、床下得意ではないが登れないわけではない指の本数で見分けやすい
アナグマ5本指だが指が短く、長く鋭いかぎ爪一定の場所にため糞掘る音を伴うことがある地面の掘り返し、床下柵をよじ登った例もある足跡がアライグマと似る
イタチ小さく細い5本指細長く、強い獣臭軽く素早い印象壁の中、床下、天井裏登ることがある3cm程度の隙間も通る
ネズミ非常に小さく、尾を引いた跡小粒で散らばる小刻みで速い壁内、天井裏、配線配管や壁内を伝うかじり跡が併存しやすい
コウモリ基本的に残らない小さく黒くもろい、真下に堆積羽ばたきや高い声戸袋、瓦の下、換気口飛来するため動線が異なる出入口が非常に小さい

この表は絞り込みの出発点であり、答えではありません。音の印象は種間で重複が多く、足跡やセンサーカメラの映像のほうが判別材料として強いとお考えください。農林水産省のマニュアルも、痕跡で判断がつかない場合はセンサーカメラの設置を勧めています。高所利用の傾向も「傾向」であり、例外を排除する読み方はしないでください。

ハクビシンとの違いは足跡を中心にフンや動線も確認する

この2種が最も間違えられます。どちらも5本指で高所を利用し、天井裏をねぐらにするためです。区別の起点になるのは、前掲の図解で示した指の長さと形です。北区の資料も、アライグマの足跡は5本指で細長い、ハクビシンは丸みをおびていると説明しています。

フンも手がかりになります。ためフンの記載があるのはハクビシン・タヌキ・アナグマ側であり、アライグマにはない点は、両種を分ける数少ない差です。体の使い方にも違いがあり、東京都環境局によればハクビシンは8センチメートル四方程度の隙間にも入り込み、電線を伝い歩きします。侵入口が非常に小さい場合や電線から屋根へ移る姿が見られた場合は、ハクビシンの可能性が高まります。

姿を撮影できた場合は、尾の縞模様の有無、目の周りのマスク模様、鼻から額にかけての白い筋といった顔の特徴が補助材料になります。イタチやテンまで含めた4種の顔・しっぽ・足跡・フンの違いはイタチ・テン・ハクビシン・アライグマの違いで同じ項目を並べて比較しています。

この段階でハクビシンが有力候補になった方は、ハクビシンが家にいる8つのサインで、通過できる隙間の大きさや安全に確認できる範囲まで確認できます。

タヌキ・アナグマは地面や床下の痕跡も併せて判断する

「屋根裏の音がするからタヌキやアナグマではない」という判断はしないでください。農林水産省のマニュアルはタヌキについて「登ることが得意ではない」としつつ登れないわけではないと明記し、アナグマについては高さ60cmのトタン柵を乗り越えた例やぶどう棚に登って食害した報告を挙げて、「登れない動物」という思い込みは危険であると注意しています。除外の根拠にするのではなく、地面側の痕跡を見て確からしさを上げていくのが実務的です。

タヌキは足跡が4本指のため、指の本数だけでもかなり絞れます。アナグマは5本指でアライグマと紛らわしいものの、指が短く長く鋭いかぎ爪を持ちます。餌を探す際に前肢で掘りながら鼻先をねじ込むため、直径5cm程度の小さな穴が点々とある場合はアナグマの採食痕である可能性があります。庭や花壇の掘り返し、床下の通風口まわりも併せて確認してください。

イタチ・ネズミ・コウモリとは音の重さだけでなくフンや出入り方で区別する

「重い音だから中型獣」という判断も確実ではありません。音の大小は建材の厚みや聞く位置で変わり、壁の中を小動物が走る音が思いのほか大きく響くこともあります。ここで決め手になるのはフンと出入口です。

ネズミのフンは小粒で広く散らばり、配線や建材のかじり跡を伴うことが多くあります。小さく速い足音が続く場合は家にネズミがいる7つのサインも併せてご確認ください。イタチ類は体が小さく、同マニュアルのコラムではシベリアイタチが3cm程度の穴や隙間からでも侵入すると指摘されています。天井裏ではなく壁の中から音がする場合は壁の中からカリカリ音がする原因の見分け方で候補の整理ができます。コウモリは足跡を残さず、ねぐらの真下に小さく黒いフンが積もり、羽ばたき音や高い声を伴います。出入口も瓦の下や戸袋、換気口の周辺など、中型獣では通れない小ささです。

コウモリを含め野生鳥獣には鳥獣保護管理法上の保護があり、正体が分からないまま捕獲したり出入口を塞いだりしてはいけません。種の特定は、対処の可否を決める前提でもあります。

屋内サインが複数ある場合は、無理に自分で特定しようとせず、写真と発生時間の記録を整理して相談してください。記録が揃っているほど調査も相談も短時間で進みます。

ケモノシル編集部

表だけで決めないでください。ぼやけた痕跡の写真が3枚あるより、しっぽまで写ったカメラ映像1本のほうが話が早いです。

通りすがりか侵入中かはサインの鮮度と分布で判断する

通りすがりか侵入中かはサインの鮮度と分布で判断する

種の特定と並んで大切なのが、その痕跡が「いつ付いたのか」「どこに集まっているのか」という読み方です。痕跡は種類よりも、鮮度・位置・連続性の三つで見ると状況が立体的に見えてきます。

ただしご自身の観察だけで屋内にいるかどうかを確定させることはできません。目的は確定ではなく、相談先へ持ち込める材料を安全に揃えることです。

痕跡の新しさから直近の出入りを推定する

同じ足跡でも、輪郭がシャープなものと崩れているものでは意味が違います。前夜に雨が降ったのに泥地に鮮明な足跡があるなら、雨がやんだ後に付いた可能性が高く、流れかけていればそれ以前の痕跡です。

  • 足跡の輪郭:縁が立っているか、崩れているか
  • 天候との前後:直近の雨や強風より後に付いたか
  • フンの見た目:表面につやがあるか、乾いて色あせているか
  • こすれ跡の状態:上にほこりが積もっているか

フンを割ったり顔を近づけたりする必要はなく、判断は見た目と写真で十分です。鮮度は推定材料であり、新しい痕跡は「最近そこを通った」ことを示すだけで、現在も屋内にいることの証明にはなりません。

次に確認すること:直近3日の天気を調べ、写真の撮影日時と突き合わせてください。

安全な場所で足跡を取り、センサーカメラで確認する

足跡がはっきり残らない場所では、跡が付きやすい面を用意する方法があります。農林水産省のマニュアルでも、ベニヤ板やトタン板、石灰などを通りそうな場所に設置して足跡を明瞭に記録する「足跡トラップ」が紹介されています。家庭で行う場合は次の条件を守ってください。

  • 場所:屋外の乾いた平坦な地面に限る
  • 量:粉を使う場合は跡が付く程度にごく薄くまく
  • 時間:一晩で回収し、放置しない
  • 避ける場所:室外機や給排気口の近く、人の通り道

より確実なのはセンサーカメラで、設置の際は他人の敷地や道路が写り込まない向きにします。目的が害獣確認であっても、プライバシーに関わる撮影はトラブルの原因になります。

餌を置いて動物を引き寄せること、追い詰めること、捕獲を目的に使うことはしないでください。

次に確認すること:足跡の出やすい一か所を選び、今夜カメラまたは足跡トラップを仕掛けて翌朝に確認してください。

家を一周して作るサインマップと記録の残し方

痕跡を点として眺めているうちは状況は見えてきません。家の外周を一周して地図に置き直すと、「進入方向 → 登り口 → 侵入口候補」という線が浮かび上がります。玄関を起点に時計回りで一周し、痕跡に番号を振っていきましょう。

農林水産省のマニュアルは、侵入は地上近くの床下と軒など上部が狙われ、床下は通風口からが最も多いとし、上部については軒の破損部分、瓦屋根の隙間、増築した継ぎ目を挙げています。まずはこの4か所から確認してください。

住宅の外周を時計回りに確認し、痕跡に番号を振ったサインマップの記入例 敷地内の住宅を上から見た図に、玄関を起点として時計回りに①〜⑤の番号を振り、各地点で見つけた痕跡の種類と日付を記入した例を示しています。 サインマップ記入例 玄関を起点に外周を時計回りで一周し、見つけた痕跡に番号を振ります。 N 敷地境界 住宅 (屋根裏の音がした部屋も記入) 玄関(起点) ← 時計回りに一周する 1 玄関脇の花壇/足跡 9/3 2 床下通風口/こすれ跡 3 軒の破損部/侵入口候補 4 裏庭のプランター/食害 9/2 5 増築の継ぎ目/隙間 各地点には「日付/痕跡の種類/写真の有無」を記入。②→③のように痕跡が線でつながる場所が、侵入動線の候補です。
家の外周を時計回りに確認して作るサインマップの記入例
  • ①〜⑤ 痕跡の発見地点。発見順ではなく、外周を時計回りに番号を付ける
  • 点線の矢印 玄関を起点にした確認の順路
  • 記入内容 日付/痕跡の種類/写真の有無。線でつながる地点が侵入動線の候補

写真は全景と接写の両方で撮り、接写には定規や硬貨を写し込みます。記録には撮影日時、発見場所の番号と方角、足音のした時間帯、直近の天候を書き添えます。

編集部が家の外周を初めて一周したとき、それまで別々に見ていた「雨どいの黒ずみ」「軒の板の隙間」「花壇の足跡」が、家の南西の角に集まっていることに気づきました。地図に番号を振って線でつないだ瞬間、どこから登ってどこへ入っているのかが見えてきたのです。点で見ていた3週間より、線で見た30分のほうが、はるかに多くのことが分かりました。一周して番号を振る。この作業だけは省かないでください。

集めた材料を次の表で整理してください。可能性の判定であり、種や個体数を決めるものではありません。

判定該当する状況
通りすがりの可能性屋外の古い痕跡が一つだけで、屋内サインがない
繰り返し来訪の可能性新しい屋外痕跡が複数回、同じ動線上に並んでいる
屋内侵入・定着の可能性連日の屋内音、屋内のフンや尿の臭い、天井のシミ、侵入口候補などが重なる

判定が下の段へ寄るほど、自力での対応範囲は狭くなり、相談の優先度が上がると考えてください。

ケモノシル編集部

痕跡は「点」で見ないで「線」で見てください。通風口から軒の破損部へ跡がつながっていたら、それが動線です。

アライグマのサインを確認したら行う4つの初動

アライグマのサインを確認したら行う4つの初動

ここからは実行の話です。順番に意味があるため、上から順に進めてください。安全の確保が最初、法律と制度の確認が次、相談は最後です。

フンや動物に近づかず、侵入口もすぐには塞がない

最初にやるべきことは、対処ではなく距離を取ることです。北区の案内でも、野生動物には餌を与えず触らないよう呼びかけられています。アライグマは追い詰められれば身を守るために咬んだり引っかいたりします。

  • 家族の安全:子どもとペットを痕跡のある場所へ近づけない
  • 立ち入り禁止:屋根裏や屋根の上には自分で上がらない
  • 追跡しない:見かけても追い詰めず、静かに離れる
  • 封鎖を保留:屋内に残っている可能性がある間は穴を塞がない

封鎖を急がない理由は、閉じ込めが最悪の結果を招くからです。取り残された個体が屋内で死ねば、悪臭と害虫が発生し、天井を壊しての回収が必要になることもあります。塞ぐ段階では、農林水産省のマニュアルが金属板など丈夫な資材を使い、樹脂ネットや薄い合板は使用しないとしています。この判断も含めて専門業者に任せるのが安全です。

万が一、咬まれたり引っかかれたりした場合は、傷が浅く見えても速やかに医療機関へ相談してください。野生動物による受傷である旨を必ず伝えます。

捕獲・保管・運搬・放出に関する法律を確認する

「アライグマは害獣だから自由に捕まえてよい」という理解は誤りです。行為ごとに関わる制度が異なります。

アライグマは、環境省「何が禁止されているの?」が示す特定外来生物であると同時に、東京都環境局によれば鳥獣保護管理法に基づく狩猟鳥獣でもあります。捕獲には狩猟、許可捕獲、外来生物法に基づく防除という複数の枠組みがあり、農林水産省のマニュアルは被害が発生しているからといって野生の鳥獣を自由に捕獲することはできないとしています。制度の詳細は環境省「防除に関するQ&A」で確認できます。

行為主に関わる制度個人の判断で行えるか
捕獲する鳥獣保護管理法/外来生物法に基づく防除無許可・無登録での捕獲は原則不可。狩猟、許可捕獲、認定防除など所定の枠組みが必要
生きた個体を保管・運搬する外来生物法(飼養等の規制)原則禁止。ただし防除や許可捕獲に伴う場合は枠組みごとに扱いが異なる
別の場所へ放す外来生物法(放出等の規制)原則禁止
追い出す自治体の案内・現場状況による可否と方法を自治体へ確認する
侵入口を塞ぐ建物側の対応屋内不在の確認後に行う

「狩猟免許」「捕獲許可」「外来生物法に基づく防除」は別々の制度で、必要な資格も実施できる期間も異なります。防除の確認・認定を受けた枠組みでは狩猟免許のない人が捕獲に従事できる場合がある一方、狩猟には免許と狩猟者登録が必要です。どの枠組みに当てはまるかは自治体に確認してください。記録・餌場の除去・追い出し・侵入防止のうち、どこまでが自分で対応してよい範囲かは害獣対策を自分でできる範囲と4つの手順で整理しています。

ケモノシルでは、住宅のアライグマ対策のゴールを「捕まえること」ではなく「家に入れない状態をつくること」に置いています。捕獲は法律上の枠組みが必要なうえ、一頭捕まえても侵入口が残っていれば次の個体が入ります。追い出し、不在確認、封鎖、清掃という順番を守ることのほうが、結果として被害も費用も小さく済むと考えています。

自治体の相談窓口と防除制度を確認する

次に、お住まいの自治体の窓口へ連絡します。押さえておきたいのは、支援の内容は全国共通ではないということです。何課に連絡すればよいか、市が担う範囲の目安は害獣被害を市役所に相談するときの対応範囲と手順で先に確認しておくと、窓口でのやり取りが一度で済みます。

一例として横浜市では、アライグマ・ハクビシンが住居内に侵入する被害がある場合に限り、専門業者による箱わなの設置と回収を実施できる場合があるとされています。天井裏の足音や天井のシミが該当例に挙げられる一方、庭に現れる、庭にフンをされる、家庭菜園を食べられたといったケースは対象外です。東京都北区も、民有地の被害に年度1回の現地調査と箱わな設置を行うとしたうえで、目撃情報のみでは対象外であること、清掃・消毒や侵入口の補修は行わないことを明記しています。

つまり捕獲支援があっても、原状回復まで含まれるとは限りません。ご自身の地域では、対象となる被害の条件と、清掃や封鎖が含まれるかを確認してください。連絡前に次を揃えておくと話が早く進みます。

  • 基本情報:住所、建物の種類、被害の発生時期
  • 被害内容:発生場所と、屋内か屋外かの別
  • 記録:足音のした時間帯と、撮影した写真
  • 侵入口候補:サインマップで番号を振った箇所

業者は追い出し・封鎖・清掃消毒・保証の範囲で選ぶ

自治体の支援が対象外の場合や、清掃・封鎖まで必要な場合は専門業者への相談になります。比較の軸は金額ではなく作業範囲です。

確認項目見るポイント確認
対象動物の特定現地調査で種を特定する手順があるか□
子の有無の確認繁殖期の対応方針を説明できるか□
追い出しの方法適法な方法を具体的に説明するか□
侵入口の封鎖封鎖工事まで対応範囲に含むか□
清掃・消毒の範囲フン撤去、消毒、断熱材交換はどこまでか□
見積もりの内訳作業項目ごとに金額が示されるか□
追加料金の条件どんな場合に発生するか明示されるか□
再発保証期間と対象範囲がどうなっているか□
施工記録施工前後の写真を提示するか□

複数社に見積もりを取る場合も、同じ作業範囲で揃えて比較してください。作業項目ごとの料金の目安と見積もりの内訳の見方は害獣駆除の費用相場と見積もりの内訳にまとめています。

編集部で相見積もりを取ったときも、最も安かった1社は追い出しと消毒のみで、封鎖工事は「別途お見積もり」になっていました。もう1社は総額こそ高いものの、侵入口3か所の封鎖と1年の再発保証まで含まれていました。金額の欄だけを見比べていたら、安いほうを選んで、翌年また同じ相談をしていたはずです。比べるのは合計金額ではなく、封鎖まで入っているかどうか。

相談する際は、侵入口の封鎖まで対応範囲に含む業者を選んでください。ここまでに撮影した写真、足音のあった時間帯、サインマップを手元に用意しておくと、現地調査の前に状況が共有でき、話が具体的に進みます。
現地調査と見積もりを依頼する

紹介サービスや一括見積もりを利用する場合は、対応地域、料金が発生するタイミング、個人情報の送信先を申し込み前に確認してください。

ケモノシル編集部

見積もりは金額でなく「封鎖まで入っているか」で比べてください。追い出しだけの安さは、再侵入でそのまま消えます。

まとめ:屋内外のサインを組み合わせて早めに相談しよう

庭の足跡や食害だけでは、家の中にいると断定することはできません。それらが示すのは敷地への来訪までです。一方で、連夜の屋根裏の足音、屋内のフンや尿の臭い、天井のシミといった屋内のサインが重なるほど、侵入や定着の可能性は高まります。まとまったためフンはむしろタヌキやハクビシンを疑う材料です。

判断は種類ではなく、痕跡の鮮度・位置・連続性と、複数証拠の一致で行ってください。今夜は音がした時刻と部屋を記録し、明日の朝、地上から家の外周を一周して、床下の通風口と軒の破損部を中心に痕跡へ番号を振ってみましょう。屋内のサインが複数当てはまるなら、その記録を持って自治体の窓口か、封鎖まで対応する専門業者へ相談してください。動くのが早いほど、家屋の被害も費用も小さく収まります。

状況別に、次に読んでいただきたい記事をご案内します。種の見当がまだつかない方はイタチ・テン・ハクビシン・アライグマの違い!足跡とフンで見分けるで4種を同じ項目で比較できます。相談先を決めたい方は害獣被害は市役所に相談できる?対応範囲・窓口・5つの支援、業者の見積もりを比べたい方は害獣駆除の費用相場はいくら?種類別料金・見積もりの内訳と安く抑える方法をご覧ください。

次の一歩。足跡やシミの写真と、足音がした時間帯のメモを用意したうえで、封鎖まで含む施工範囲がわかる見積もりを取りましょう。
見積もりを依頼する

ケモノシル編集部

相談のときは「痕跡の写真」「足音がした時間帯」「サインマップ」の3点を伝えてください。これだけで話がぐっと早く進みますよ。

主な参照資料(公的機関)

  • 農林水産省|野生鳥獣被害防止マニュアル【中型獣類編】令和6年3月(生態・行動特性、家屋侵入の傾向、ため糞、糞尿のシミの出方、足跡トラップ、封鎖資材、捕獲に関する法律、人獣共通感染症)
  • 農林水産省|同【中型獣類編】2-7 獣種の見分け方、フローチャート、それぞれの痕跡の特徴(足跡・糞のフローチャート)
  • 農林水産省|野生鳥獣被害防止マニュアル(中型獣類編)平成30年3月版・中型獣対策の基本(足跡の寸法)
  • 環境省|何が禁止されているの?(外来生物法で規制される事項)
  • 環境省|防除に関するQ&A(防除の確認・認定、保管・運搬の扱い)
  • 東京都環境局|アライグマ・ハクビシンについて(夜行性、休息場所、繁殖時期、狩猟鳥獣の扱い)
  • 東京都北区|アライグマ・ハクビシンの被害を防ぐために(足跡の特徴、捕獲許可、支援の対象条件)
  • 横浜市|野生動物による生活被害について(箱わな設置の対象条件、誘引物の除去)

各資料へのリンクは、該当する記述の箇所に設置しています。

本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の商品・企業・サービスを推奨するものではありません。掲載した足跡の寸法・繁殖時期・行動特性は公的機関が公開する資料に基づく目安であり、個体差・地域差・地面の状態によって実際の見え方は変わります。ため糞の習性については出典によって記述が分かれるため、本記事では農林水産省の資料に沿って整理しています。掲載した法令・制度・自治体の対応内容は2026年9月時点の公開資料に基づくものであり、変更される可能性があります。

捕獲の可否や必要な許可、自治体の支援内容は対象となる動物と地域によって異なります。本記事は専門家の監修を受けておらず、農林水産省・環境省・各自治体が公開する資料と、編集部自身の住宅での対応経験をもとに作成しています。本文中の経験に関する記述は編集部個人の経験であり、すべての住宅に当てはまるものではありません。屋根上や屋根裏、脚立での作業は事故の危険があるため行わず、判断に迷う場合はお住まいの自治体の窓口または専門業者へご相談ください。

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